2017/12/11 一軒目
※元住吉駅/20時30分/駅前
伊…伊藤暁里
ブ…butaji
博…ソーシキ博士
清…東郷清丸
博:伊藤さんはまた遅刻ですね、、、
ブ:今日は初めてゲストが来る回なんですけどね、、、いやー寒いですね。あ!清丸さん来た!
清:こんばんわ〜
ブ:(清丸に)こんばんわ〜
博:あ!それやって!初めましてのやつやって!
ブ:え!初めましての感じを演出するの…?
清:ははは、どうもよろしくお願いします!(素敵な笑顔で)
博:いやー、今日はご参加ありがとうございます!
ブ:あの、これから行こうとしてる瓢箪ってお店はご存じですか?
清:あ!今までの喝采を読んでいて、もし僕がお店を決める事になったらそこに行こうとしてました!
博:優しいね…なんで?
清:え?(笑)
ブ:ははは!!なんでって事はないでしょ!
清:あ、博士iPhone Xですか?
博:そう、これ写真撮ると背景がぼけるのよ
ブ:あー、一眼レフみたいに
博:だから今日もみんなで一緒に写真撮ろうね!
ブ:(複雑な顔をしてゆっくり清丸の方に逃げる)
博:なんで?!なんであなたが嫌がるのー?!(と言いながらブタジと清丸を抱きしめる。そこに折り畳んだフリースを持った伊藤が10分遅れで登場)
博:薄着!!
ブ:フリース着ればいいのに!何してたのよ!?
伊:いや、、、3個くらい用事を済ませてきまして、、、すみません、、、
清:はははは
博:じゃお店に移動しましょうか
一軒目/瓢箪
博:じゃーチューハイください
ブ:僕もそれで
清:焼酎お湯割り出来ますか?
伊:僕もチューハイで
ブ:このまま食事の注文もしましょうか
清:じゃあアジフライ!
博:えーと、、、エビフライも
伊:川エビの唐揚げを
清:あとチヂミも!
博:清丸くん注文サクサクだね!
伊:じゃあこれくらいにしますか
全員:かんぱ〜い!
博:清丸くんは一人っ子?
清:お姉ちゃんがいます
ブ:あら!じゃあみんなお姉ちゃんがいる末っ子ですね!
清:そうなんだ!
伊:お姉ちゃんがいる末っ子気質ってどういうものなんでしょうね
ブ:…と言いますと?
博:もうちょっとください?
伊:あの…甘えん坊とかしっかり者とか
博:ああ、甘えん坊なんじゃないですかね。なんか最終的には許されると思ってませんか?
ブ:あーわかりますね!
清:たしかに。なんか許されると思ってますね
博:これってお姉ちゃん側には全くないですよ
ブ:…なにが?
博:うん!?『なにが』?だいたい文脈で多少わかるでしょ!?
伊:話聞いてます!?
博:オフにしてる?!初めての4人だから!
ブ:ちょっと、、、一通りやってよ!
博・伊・清:わはは!!
博:皆さんは、清丸さんのこととか以前からご存じだったんですか?
伊:僕は共通の知り合いも結構いて、以前から知ってました。あれ…シーンとしてる?
博:いやいや(笑)ゆっくりやろうよ!
清:ゆっくりやりましょう、焦げ付いちゃうんで
伊:なんですか今の表現は?!かっこいいやつは
清:いや、昨日鍋やって焦げ付かせちゃったんですよ(笑)
博:鍋もやりたいね、寒いから
清:ブタジさんは…
ブ:(お通しを食べながら一人ごとをつぶやいてる)あ、これこんにゃくか。消しゴムかと思った、、、
博:え、待って下さい。一旦清丸君ごめんね。ブタジさん、なんかぼそぼそ下向いて一人で喋ってますね。あなた…今日挙動おかしいね!?
ブ:すみません、一人で喋ってました、、、
博:誰ともバンドを組まずに最初からシンガーソングライター野郎の気質が出てるよ!?
清:そうなんだ(笑)
ブ:すみません、、、
伊:清丸さんて結構バンドやってましたよね?
清:そうですね、バンドは大学の頃からやっていたので、もう7年くらいですね
博:なんていうバンド名なんですか?
清:テンテイグループです
ブ:それはソロのバンドとは別のメンバーでやってるんですか?
清:テンテイグループは幼なじみの集まり、という感じで。皆就職していて、でも僕はもっと音楽がやりたいなと思ったので
ブ:じゃあ、曲は昔から清丸君が作っていた感じ?
清:はい。そうです
店員:エビフライでーす
博:うわ!エビフライでかいなー!
ブ:ほんとだ!(と言いながら川エビを食べる)
博:川エビ食べてる奴がエビフライの話に入ってくるなよ!
ブ:(川エビもぐもぐ)
伊:もう一杯くらいもらいましょうか
ブ:熱燗にしようかな
清:じゃあお湯割りおかわりで
伊:そういえば1杯目からお湯割りって珍しいですよね
清:なんか、温めたくて
ブ:ねー、僕らキンキンに冷やしましたからね(少し黙った後)どうしよう…誰かトランプとか持ってますか?
全員:わっはは!!!
博:さすがにまだ早い!(笑)なんか勝手に窮地に追い込まれてますけど、普通に会話してくれれば良いんですよ!!
伊:普通でいいです!(笑)清丸さんて、喝采はどんなイメージですか?
清:ずっと続いていてほしいな、と思います
伊:確かに、数をこなすことに意味がある。ボーンと行かなくてもいいから、これが5年になったときに、凄いなと思ったりする
ブ:(清丸に向かって)そうなんだってさ
清:へ、へぇ…
博:伊藤さん、自分の感想で終わらせるの?
伊:いやいや、補足して。補足のケがあるので…
清:なんかバチバチだなぁ、ここ、、、
ブ・博:あはははは!!
ブ:全然バチバチじゃないよ!(笑)ワイワイやろうね!
博:前から喝采でゲストを呼ぼうとしてたんだけどなかなか誰にするか決まらなくて。で、僕が清丸君どう?って聞いたら、みんな音楽も好きだし、タイミングも良いですね、ってなって呼んだんだけど…こんなに社会性がないとは!
ブ:すみません!!
伊:いや、社会性ある方ですよね!?バンドとかでももっとない人いますよ!
清:そうそう、自分もそういう人たちと同じだったから、最近それを直していきたいなと思って。大切さに気づいたというか…
博:なんでなんで?
清:なんか自分は、日本のロックバンド、ロキノン系とかの語らい方の美学というか、そういう事が身についていて。変な意味での、ストイックな反社会性とか、そういう世界がある感じ。音楽さえあればいいというか。でも今の時代はそうじゃないと思って
博:ほうほう
清:単純に嘘をつかないとか、挨拶をするとか、感謝するとかで、関わる人をハッピーにしていく努力を積み重ねた方がいいんじゃないかなと思って
伊:昔からのロック感て、もう追ってる人もいないですし。素でそれを言っている人はいいですけどね
博:そういうスタイルは音楽と関係ないってこと?
清:結局、音楽とか言う前に人だなって。もちろん音楽的な良さって必要だけど、自分がどうあるかということを置き去りにして、良い音楽が作れるかはわからない
ブ:あると思いますね
博:(ブタジが急に会話に入ってきたことに驚いて)え!?ブタジさんはどう思いますか!?
ブ:一個言わせて欲しいんだけど、コンタクトがごろごろしてて気になっちゃって…
博:はい!?
伊:トイレ行ってきてくださいよ!!
ブ:はい…
博:ホントに行くんだ…(絶句)
(ブタジ、トイレに行く)
博:清丸君、ブタジさんはああいう妖精さんみたいなところがあるから気にしないでね…
清:はい(笑)
博:あ、戻ってきましたね
ブ:すみません
博:さっきの話聞かせてくださいよ、音楽と人間性の話
ブ:人間性…人間性でしかやってこなかったから分からないんだけど…
伊:ブタジさんそうなんですよね
ブ:良いものを受け取る人もいろんな人がいるし、その良さもまた色々な種類があるから、それを届けるためにいろんな良さを認めることが大切なのかなと…これって答えになってますか?
伊:いま清丸さんが言ったのは、良い音楽を広めるための動きを自らしなきゃなと思い始めたのが最近ってことですか?
清:そうですね。今までももちろん良い音楽を作り続けてきた気持ちはあったんだけど、開けてなかったのかなとちょっと思っています
ブ:だから挨拶とかって一例のことで、自分の音楽を客観的に説明する言葉とかを考えたり。自分の作品のルーツがどこにある、ということを自覚してることが大事なんだと思います
清:そうですよね、そういうルーツってそれぞれあると思っているんですが、閉じこもってると言葉が出てこなくなったりするから
ブ:それを自覚して言葉に出来ることが外に向くために必要なのかなと思います。で、コンタクトもすっきりしました、伊藤さんありがとうございます
伊:あ、すっきりしたんですね!
ブ:オールライトです
博:はは、そこでAllright Musicの名前を使うと失礼になるから!
ブ:失礼だとしたらごめんなさい!!
清:あははははは!
21:30、次の店へ…
○伊藤先生的雑感○
今日は初めて喝采にゲストを呼びました。ミュージシャンの東郷清丸さんです。何人かの友人から、清丸さんは僕と同い年だと聞いていたので、「清丸君って僕と年同じなんですよね、多分」みたいな話をしていたら、普通にひとつ上で、しくじりました。会ってすぐは何も感じませんでしたが(急いでいたので)、いざお店に入って飲み始めると何を話していいのかわからず不安になってきて、喝采メンバーは3人ともなんだか少し変でした。喋るきっかけが見つけづらいので、誰かに突っ込むことばかりしていたような気がします。あとブタジさんは、本当に拾えないようなタイミングと音量で同じことを何回も言っていました。そんな中、清丸さんはとってもフラットで、いい意味で人に気を遣わず僕たちと接していました。最初の注文をパッパと3つくらい連続でしていて、この人はすごい!と思いました。やはり、飲み会での素行に人間味は現れるのだなあと、しみじみ思いました。だんだんと打ち解けてきて、主に音楽の話題で楽しい時間を過ごしました。ゲスト対応にも慣れて行きたいと思います。お店の瓢箪も、料理が出るのが早くて美味しくて、それから店主的なお母さんがあったかくて、いいお店でした。