第五回 三人のコラム (テーマ 祭り)

 

 

▪️ソーシキ博士の教えてちょーだい!▪️

小学生の頃、夏祭りでカタヌキをする子供達は熱かった。

板状の菓子をおじさんから買う。でもこの菓子を食べる人間は一人もいない。
その菓子に描かれた絵を針でけずりとって文字通り型から抜くのだ。
カタを抜くとその絵柄の難易度に応じた賞金がもらえるシステム。
子供達の目に炎が灯っていた。

私は手が年中腫れてるのかと思うほど不器用だから一回試しにやって失敗するくらいでやめた。
他の男子もやってはみるがなかなかうまくいかない。一見簡単そうだが少しの力の加減で菓子はパキパキと折れてしまう。

でもトンちゃんは違った。
隣りのクラスで喋ったことはないがサッカーばかりしていて古本みたいに日焼けしていたトンちゃん。

トンちゃんはカタヌキがうまかった。周囲が失敗して絶叫する中、慎重に針を動かして次々とカタを抜いていく。
そしてその金でまた新しいカタヌキを買って手持ちの金を増やしていた。金がなくなった子供たちはトンちゃんを囲んで行方を見守った。
勇者を見ていた。

だがカタヌキの最大の敵はテキ屋の親父だ。
「少し欠けてるからダメ」「針の先をなめたからだめ」「時間かけすぎだからダメ」など難癖をつけてトンちゃんに金を払わなくなっていく。
だがトンちゃんも諦めない。トンちゃんは反骨心がある男だった。古本みたいに肌が焼けていた。

ふう、と一度深く呼吸をした後すごいスピードと的確な針さばきで文句のつけようのない完璧なカタヌキをしてみせた。
出来上がった瞬間ギャラリーから歓声が沸いた。
これなら絶対いける。

トンちゃんがテキ屋の親父に抜いたカタを見せる。
その後ろに見守っていた子供たちが市民団体のように詰めかけている。
テキ屋の親父はカタを受け取った。裏表をじっとりと見る。タバコをゆっくりとふかす。
永遠みたいな時間が流れる。ここがこの年の祭りのクライマックスだと全員がわかっている。
親父はぐるりと首を回してから、トンちゃんの方を向いてこう言った。

「にいちゃん、そんなに何枚も抜かれたら商売になんねえんだよ。帰れ」

むちゃくちゃ怖かった。声にドスが利いていた。ヤクザにしか見えなかった。
トンちゃんは帰った。みんな帰った。トンちゃんの顔をちらっと見るとくしゃみを我慢してるみたいな顔だった。
泣きたかったんだろう。

その後すこしだけトンちゃんと仲良くなって家に遊びにいった。
むちゃくちゃ怖い姉が三人いて何しに来たんだてめえら帰れと怒鳴られてすぐ帰った。
絶対にこの事態を先に予想して「うちはダメだよ」とか言ってくれよ、と思った。

その後トンちゃんはサッカーにさらにのめり込んで中学に上がる頃には漢方みたいな肌の色になっていた。

 

⚪︎伊藤先生的雑感⚪︎

 出身はどこかと聞かれたら、福岡ですと答える。小6から高3までの多感な時期を、福岡県久留米市で過ごしたからだ。ただこれは便宜的な返事であって、実際には福岡県に引っ越す前、大分県に住んでいた。幼稚園から小5までの8年間、大分県日田市で暮らしていた。高校卒業まで、福岡と大分でそれぞれ大体同じくらいの期間を過ごしたことになる。
  日田市には、毎年5月に行われる川開き観光祭という祭りがある。どんたく、花火、ミニライブ、体験型イベントなど、いわゆる町のお祭りという感じで、結構賑わう。当時小学生だった僕にとっても、観光祭はかなり重要なイベントだった。各小学校の高学年が鼓笛隊をなして行進する、音楽大パレードがあったからだ。
 音楽大パレードは観光祭のメインイベントのひとつであるとともに、日田市の小学生にとっては学校生活のメインイベントでもあった。たしか半年ほど前から練習を始めていたような気がする。5年生はリコーダー、6年生はいずれかの楽器隊に所属して、町のメインストリートを演奏しながら行進する。観光祭はまさに、小学校生活最後の大舞台だった。
 6年生はいずれかの楽器隊に所属すると言ったが、どの楽器隊に所属するかも重要だった。基本的には希望制だが、人数に限りがあるのでオーディションを行うことになる。希望の楽器担当になってもならなくても、みんなで一生懸命練習した。僕の担当は小太鼓だった。毎年、6年生が叩いている小太鼓に憧れていたので、小太鼓を担当できたことがとても嬉しかった。ボウルにラップを貼ったり、漫画雑誌を使ったりして、ずっと練習していたのを覚えている。しかし6年になる時福岡に引っ越してしまったので、僕は本番を迎えられなかった。
 いわゆる町の祭りに、参加する側で一生懸命になった経験は後にも先にもない。どんたくや盆踊りの類にも参加したことはない。いや、観光祭にも結局リコーダーでしか参加はしていない。巡り巡って今、偶然にもタイコスーパーキックスというバンドをやっているので、是非何かの祭りでライブをしてみたいものだ。

 

▲ブタジのガンバリヤ宮殿▲

祭りの出店って高いですよね。焼きそばにしてもお好み焼きにしても。それが、食べ飲みスペースを用意している出店ならどうでしょう。その席代として比較的高い料金も払える気がして来ますよね。そこに座ると、混雑した神社の参道へ進む人たちの様子が酒の肴になります。この隠れた優越感は何者にも変えがたいと思っております。
あと、特に祭りに行ったり参加したりするような柄では無いのですが、出店の飯を持って帰って家で食べるとあんまり美味しくない。やっぱりその場の雰囲気と合わせて食べるのが良いんです。
大体、みんな祭りに行って何をやってるんでしょう、盆踊りに参加するんですか。昨年初めて輪の中に入りましたが、絶対見てた方が楽しかったなと思いました。しかしそういう場ではみんな盆踊りに参加したがるので、一人になります。
となると、一人で縁石に腰掛けて食べるよりも屋根付きの食べ飲みスペースがちょうど良いんです。ぼったくってるようにも思えなくなります。待ち合わせ場所としても分かりやすい。ここでもし酔いつぶれてだらしない人、と思われても、なんせあなた方を肴にしてさっきまで飲んでいたのでしょうがないということになります

2018/07/14 2軒目 

※新宿・ネイキッドロフト/14時00分

…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士

(喝采の公開収録続き)

:僕が思っていたのは、皆どこで服を買ってるんだろうと思って
:わはは(笑)そんなこと
:今日この会場に来て、ブタジさんがツバが短いキャップを被ってて、それを借りたら「似合うね」って話になって。ブタジさん何所で服買ってるんですか?

:いや、別に言いたくないです
:いやいや、これをっていうか、普段どこで服を買ってるんだろうと思って
:あ、じゃあ皆で普段どこで服を買ってるか言いましょうよ!ファッションチェック
:うわーーーいやだーーー!!!超嫌だ!!
:ははは!今着てるの可愛いじゃないですか!これどこで買ったんですか?
:自分の買い物をどこでしたか絶対言いたくない!!

:そんな人います?今日イベントですけど…?
:そういう人いるんですよ。服の話するの嫌な人。前のバンドのドラムがそうだったんですけど
:なんて名前ですか?
:いや言っても分からないでしょ(笑)会う度に「この服どこで買ったの?」って聞いてたんですけど、いつも「うるさい!」って言われて
:…それはあなたがうるさいんでしょうね
:お前がうるさいんだよ!
:…それで服の話しが出来なかったんですよね…

:ちょっと質問いってみましょうか
:じゃあ事前にネットで頂いていたものと、会場でもらった質問から回答していきますか。じゃ最初に「夏に必ずやる、ということはありますか?」
:「蝉取り、盆踊り、花火など」ですって
:ありますか?
:いやあります?
:うーん、しょうがないからそうすることしかない、っていうことしかないかな。冷たいものしか食べたくなくなっちゃうとか
:僕は、夏の休みの日の昼ご飯に、わざと冷房付けないっていうのはやります
:逆に暑くするんだ?
:暑くして何食べるの?
:そのときにはラーメンとかチャーハンとかですね
:あ、熱いのいくんだ
:俺汗かいてるからカロリー取ってもいいわ、ってやつをやります
:「俺は今痩せているんだ」って言いながらチャーハン食べているんですね!

:それを夏場にいつもやってます!
:(客席に向かって)…おすすめです!
:…じゃ違うのいきましょうか
:はい!「今まで本名で作品を少し発表してきたのですが、別の仕事の関係でアーティスト名での活動を考えています。アーティスト名の付け方でアドバイスを頂けるとうれしいです」じゃあ、各自の名前の付け方とか話していきますか?Taiko Super Kicksとかどうやってつけたんですか?
:うーん、バンド名ってちょっと別じゃないですかね…?
:いやぁー…(ダルそうに吐息をはいて持っていたビール瓶を机に置く)

:待って待って、いやぁーって何ですか?!
:ブタジさん、あの、カロリー消費が少ないですよ今日!!もうちょっと汗かいてもらってもいいですか!?ビールぐびぐびからの「いやぁー」は…
:避暑地の人みたいに!!
:参考になるかもしれないから、じゃあ伊藤さんからお願いします
:一個は
:どんだけー!

:一個は…
:どんだけー!

:ね、IKKOって言ってるから…
:(全力で)どんだけー!!!

:あはは、どこで!?どこで体力使ってるの!?
:どんだけー!!!背負い投げー!!!!
:さっきの質問のとこで体力使って下さいよ!
:(真顔で)どうぞ

:どうぞって…僕らの場合は、海外で流通する日本語を使いたいっていうのがあったので、タイコを使いました。そういう一個テーマがあるといいなと思いました
:僕の場合はですね、ソーシキ博士は何も考えないで決めたんですけど、ゲームをやってて、その全国ランキングに登録するときに付けた名前ですね。あと、ふりふり組織の名前を決めたのは、自分が、すっごい格好いいなと思う名前の逆を付けようと思って。若いときの興奮で名前を付けてしまうと賞味期限が切れちゃうから、なんにも思わない名前にしようと思って
:じゃあ、当時一番格好いいと思ってたのはなんですか?
:そうそう
:…その当時は、「イレブンフィートジルバ」というのを考えてました
:…はい?

:これの逆でいくしかないと!
:いやいや、いま二個わかんないです!それが一番格好いいっていうのと、それの逆がふりふり組織っていうのと…
:いや…イレブンフィートジルバが一番格好いいわけだから!
:全然わかんないです!!
:でもそれでいっちゃうと賞味期限切れちゃうかもしれないから…真逆にしようと思って
:すごい、正解ですよそれ
:いやいや、正解とか言っちゃうのも良くないけど…
:いまは格好いい映像とか作ってますよ、私は!ブタジさんは?
:僕はね…
:この話題得意じゃないですよねブタジさん!?
:何回話しても納得してもらえなくて…
:一応いってみて、無理だったら途中で引き返してもらって。不登校システムで!
:優しい!
:あだ名です!でも、そう呼ばれたからってそれを芸名に付けるのも不思議ですよね…
:名乗るタイミングっていつだったんですか?
:それは、音源をネットに上げるとこですかね
:そこの、名前変えたいって意識ってどこから来るんですかね?
:あの…自我が散漫なんでしょうね
:難しい話に!
:そうでなかったら、作品毎に名前変えてたと思いますよ

:他になにか質問がありますかね?
:あ、「何をしてるときが一番楽しいですか?」ですって。何をしてるときが楽しいですか?
:僕からいきます?
:(頷く)うん
:ブタジさんどうですか?
:(首を振る)うんうん?
:えぇー…ちょっとえぇ…どうしよう
:…でも僕はね、
:はは!言うんだ
:僕は、忙しかったり切羽詰まってくると、料理をし出すんですよ。それが現実逃避みたいになって手が込んでくるんですよね
:忙しいときに限って、のやつですね
:逃避めしね
:逃避めしっていうんですか?
:いやちょっと、逃げるときにね…
:あぁ、そうですそうです
:結構凄いんですよブタジさん、料理好きですよね
:補足が凄いですね!伊藤さん!
:補足が凄い!!

 

※この後チェキの抽選をして15時30分頃終了…来て下さった皆様ありがとうございました。

2018/07/14 1軒目 

2018/07/14 1軒目 

※新宿・ネイキッドロフト/13時00分

…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士

(この日は喝采の公開収録が行われた)

:(妙にキッチリした口調で)…えー、本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます
:そんなのありましたっけ?そんな段取り…
:あははは!いや、なんかやってくれてるからやってもらいましょうよ(笑)
:ネイキッドロフト…ご来場いただき…(笑)いや、さっきと同じこと繰り返してるだけ!助けろよすぐに!
:ごめんなさい、ごめんなさい。えー、今日はですね、イベントが、喝采夏の大公開収録ということで皆さん来て頂いて、ありがとうございます!
客:(拍手)
:本題に入る前にですね、料理のメニューが皆さんのテーブルの前にあると思うんですけど、我々が考えた限定メニュー
:はい。僕らにちなんだメニューですよね
:そうですそうです。ちょっといま、名前ははっきりとはわかんないんですけれども…
:ふははははは!
:これテーブル毎にメニューがあるんですよね?

(お客さんの一人がメニューを見せてくれる)


:あ、カンペ(笑)

:「ブタジの冷静ではいられないブタしゃぶ」、これが600円。「伊藤のメガネまで曇るブロッコリーガーリック炒め」、これも400円。それと「博士の愛したバイ貝の旨煮」400円という感じです
:(ずっとメニューを見せてくれてるお客さんに対して)ADさんみたいな感じになってますね(笑)
三人:ありがとうございます!!
:これからも僕たちを補って下さい
:なんかちゃんとした居酒屋さんですよね、メニューが。ライブハウスとか企画をやる場所とは思えないくらい
:これ以外にも飲み物食べ物たくさんありますからね
:ぜんぶうまいですよね
:…ぜんぶ食べたんだ?
:いま食ってるものは全部うまい
:はずれもあるかも、みたいに言うんじゃないよ(笑)
:可能性としてはあるかもしれないから…
:いや厳密はいいのよ!
:そこの厳密さはいらないですか?(笑)
:貝食べれるのいいですよね、バイ貝
:で、飲み食いをたくさんすると抽選券がもらえて、当たった方には僕たちとチェキが撮れる抽選チェキ会があります!
:…いっちばんいい
:いちばんいい(笑)
:ね…びっくりしてる、自分で言って
:いちばんいい景品が貰える
:チェキってすごいんですよ、その場で撮ったのが出てきて
:すぐに確認できる!
:あれ、なんか振ったりしてる人がいますね

:効果ないらしいですね、あれね
:あ、そうなんですか
:みなさんは絶対振らないように!
:絶対振らないで下さいね
:ぴたっと置いてね
:ぴたっと置いて待つ
:動かないようにテープで貼ったりして
:動かないように(笑)
:じゃあ、なんか話しましょうか
:話す…?
:は、話す?
:あはははは!「話す」でびっくりしちゃった!!
:あはははは!
:トークイベントなのに
:あれ、今日なんか話すんでしたっけ?(笑)
:伊藤さんは今日遅刻されてますよね
:それ言わなければわかんなかったのに!
:40分遅刻だからね
:僕とブタジさんは11時に入って物販の準備とかメニュー書いたりとか色々やってたんですよ
:はいはい
:でも伊藤さんはオープン20分前くらいに汗ひとつかかずにきましたよね
:いや、走ってきました!走ってきました!
:ほんとですか?落ち着き払ってるように見えましたけど
:涼しい顔して(笑)
:ドアノックしてませんでした?(笑)
三人:あはははは!

:「人いるかなー?」って(笑)ギリギリまでこの後やることの作業してたんですよ
:(マイクを通して)あ、ぼくビールいただけますか?
:ぼくはビールありますね
:乾杯コーナーにしますか。ぼくホッピーセットお願いします
:またすぐ乾杯できないやつ頼みますね。自分で割らないといけないやつ
:大丈夫大丈夫
:(にこにこしてる)
:(ブタジに)いや、俺は酒があるからわっはっは、じゃなくて
:わっはっは!
:(博士に)なんか寝癖ついてません?
:…え?(笑)ワックスをつけてるからちょっと…髪が動いちゃうんですよ
:ああ
:…「寝癖ついてますね」ってなんだよ!(笑)
:壇上で言わなくていいんだよ、そんなことは!!
:言わなくていいよ
:気になっちゃうから(笑)
:あはははは!
:絶対言わなくていい
:伊藤さんのいい所がでましたね…
:ありがとうございます!

(食べ物が色々届く)

:これ食べながらグッズの紹介しましょうか
:いい、いい
:グッズはいいですか?
:うん、いい
:いやグッズの話しようよ
:一生だまっててください
:キビシイな…
:あははははははは!
:じゃあ乾杯しましょうか
:はい!
三人:かんぱーい!!

:俺 対 全員の合コンみたいになっちゃった(笑)
:…その例えはうまいんですか?
:わははははは!(笑ったあと急に無表情になって博士をにらむ)

:…こわい!!
:急にスーってなった…!
:神経質なのよこの人は!!
:グッズの話しましょうか…
:…そうですね、冊子が700円です
:これね、ネットに上がってるものを乗せてるんですけど
:(冷たく)言いかた下手だな
:うん、言いかた下手だけど…
:(ブタジの肩をつかんでゆすりながら)厳しいよ!厳しいよ、今日!!
:うははははは!!ごめん!!へたくそ!!へったくそ!!
:あはははは!!
:だったらあなたが言えばいいのよ!人に言わせて下手とかなんとか言ってないで
:あはははは!ごめんごめん、ごめんなさい!!なんか青空文庫編集しましたみたいな感じだったから
:あの、青空文庫とかって…
:え、青空文庫の話するの!?
:(身振り手振りを交えながら)青空文庫とかって、ろくな編集ないじゃないですか。でもこれは違う価値が生まれてるよ、っていう
:あなたの話、ジェスチャーが大事なのに手元がぜんぜん見えてないですよ(笑)

:あ、パソコンでね…
:いま全員が「下手くそだな」って思いましたよ
:はははは!
:あと、グッズはクージーね。これ、このビール瓶があるじゃないですか、どうですか、ブタジさん、水滴いやじゃないですか?
:(心無く)…うん

:うんじゃなくて(笑)。手の冷たさどうですか!?手の冷たさは!?
:(虚ろな目で)あ…うん

:じゃあ、ブタジさん困ってるからかぶせてあげましょう!(瓶にクージーをかぶせる)ちょっと持ってみて下さい。どうですか?
:…う、うん(不満そうに)

:いや、絶対いいですよ(笑)
:うふふふふ
:あとコースター。こちらはいいですよ。オールライトプリンティングさんっていう…巨大カルテルみたいな所があるんですけど
:やめとけ!(笑)
:そこの東郷清丸くんっていうシンガーソング活版職人がいまして、一個一個やさしく活版印刷をしてくれて温かみがあります
:さわった感じすごくいいですよね。凹凸があって
:…うまい!
:今回はオッケーですか(笑)
:あとステッカーが100円。Tシャツが2000円です。これ見た感じデカイんですけど、洗うと縮みます
:粗悪品じゃないんだから(笑)
:洗うと一回ギュッと縮んで、2回目からは縮まないという
:いや大体そうなんですけどね(笑)
:あ、クージーの限定色のこと紹介します?
:あ、いいね、一人一人持とうか

(みんなで各色を持つ)

:アキサトさんのやつは、なんですか?
:なんでしたっけ?なんとかブラウン。あ、アキサトブラウン!
:自分の名前忘れちゃったよ
:うはははは!
:そしてブタジさんのは?
:ブタジレッドです
:それいいですよね。赤すぎない
:赤すぎない(笑)
:ワインレッド系で赤すぎなくていい
:いいほめ方ですねー
:『赤すぎない』(笑)
:あとソーシキピンクです。この3つは数が少ないのでお早めに!
:という感じですかね
:じゃあ一人で話す時間にしましょうか
:あ、そうしましょう!!
:各自10分前後ね
:じゃあそれをしようと思います
三人:よろしくおねがいしまーす!!

(観客拍手)

それぞれが一人で話したい事を10分前後話して、本編へ…

第四回 三人のコラム (テーマ コンビニスイーツ)

 

 

 

 

▪️ソーシキ博士の教えてちょーだい!▪️

生活のほとんどを家とコンビニの往復で過ごしている。

空いた時間に軽く映画に行くフットワーク。
なんとなく友人に連絡して今からメシに行く社交性。
まとまった休みを使ってさっと海外に行く旅慣れ。
男女の交流の場に積極的に身を置こうとする性欲。
仕事に起用してくれそうな人に誘われたらできるだけ顔を出す政治力。
どれも持ち合わせていない自分にとってコンビニスイーツは季節の機微を感じる大切なものだ。
中でもファミマの節分ロールはうまい。ものすごくうまい。

正式名称は「節分 黒豆と黒みつのもっちロール」。節分前後の数日間しか販売しない。
出てきた時は中が抹茶クリームのものもあったけどいまは普通のクリームになった。

これを毎年22本くらい食べてる。
名残惜しすぎて3本くらい冷凍して一年を通して大事に食べたりもした。

いまはファミマで売ってるとろける杏仁豆腐も好きで一日に4つは食べる。
あとファミマで売ってる釜だしとろけるプリンも大好き。
最寄にコンビニがファミマしかない。
他にコンビニは、一切ナインビニスイーツ。

 

⚪︎伊藤先生的雑感⚪︎

甘いものをほとんど食べない。甘いものが嫌いというわけではない。むしろ好きだが、食べる頻度が高くない。小学生の頃何かのテレビ番組で、肉魚を食べない、甘いものも食べないという人を知り、憧れた。それ以来、おやつでもデザートでも競うように食べていた甘いものを、控えるようになった。最初のうちは我慢していたが、次第に甘いものを食べたいという欲求そのものがなくなり、そのまま現在に至る。
そういう訳で、甘いものは全く嫌いではないが、何か理由がないと食べない。人にもらったとか、みんなで食べる場にいるとか。甘い飲み物も飲まない。だから今回のテーマであるコンビニのスイーツを買うようなことはほとんどない。故にコンビニスイーツというジャンルに関して知識が全くない。というかコンビニスイーツとは…?エクレアやシュークリームのゾーンに含まれるものをコンビニスイーツと言うのだろうか。ゼリーとかは入るのか。この知識レベルにあって敢えて好きなコンビニスイーツを挙げるとすれば、みかんゼリーだ。理由はさして甘くないから。
こう書いてみて思ったのだが、甘いものを食べるのを控えていたら結局食べなくなった、という話には重要な示唆がある。好きじゃないから食べない、ではなくて、食べないから好きじゃない。日々の行為から自分が形成されているということ、行為が先にあるということが、よく分かる。こだわりや、大事にしている考え方といったものは、意外と疑わしいものかもしれない。

 

▲ブタジのガンバリヤ宮殿▲

どら焼きです。年々美味しくなってます、あずきが生クリームやチーズと一緒に挟まれて、生地もほぼ空気かというくらいフワフワしてて、あれが一番コンビニスイーツの中で美味しいと思っています。他に買うものといったらまるごとバナナくらい。

他に、セブンイレブンのガトーショコラには一時期はまっていました。外側がサク、中が生チョコのトロトロした食感でとても美味しかったけれど、最近見かけないので買えなくなりました。ミニストップのフローズンヨーグルトも好き。あと同じくセブンイレブンでガレット・デ・ロワを売っていた時期があったのですが、それがとても美味かった。週3で買ってました。

期間限定のスイーツは美味しいものがおおい気がしますが、毎年そのシーズンになったら買おうと思って毎年忘れてしまいます。かといって通年販売して欲しいわけでもない、季節のものなので。だから、今思いましたが、初めてみるスイーツも積極的に買ってみたほうがいいんでしょうね。そうしてみます、多分全部美味しいので。

 

‭***‬

いよいよ来週7月14日(土)は新宿ネイキッドロフトにて喝采のイベントです。チケットお早めに…

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002262755P0050001P006001P0030001

 

2018/06/04 三軒目

※20時20分/永福町/BOSS豚

 

…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士

(二軒目に向かう途中で気になっていた店へ)

店員:ご来店ありがとうございます。おしぼり失礼いたします
三人:はい~
店員:よろしければお先にお飲み物お伺いします
:レモンサワーをください
:え~と~
:ホッピーセットをお願いいたします
:緑茶ハイください
店員:はーい

(博士お手洗いへ)

:ハイボールのチンチロもありますね
:ほんとだ
:これにすればよかったな~、(喝采に)書きやすいし
:書きやすい、になったらおしまい!(笑)
:ハハハ!(笑) でもこないだの渋谷はその意識を忘れすぎてて…
:使えない話ばかりでね
:面白いけど使えないな~と思って
:申し訳なかった(笑)
:何か注文しましょうかね
:そうですね…肉巻きエノキいきましょうか
:好きです、いきましょう
:串にささってくるのかな?
店員:お待たせいたしましたー(飲み物到着)
:はい
店員:ホッピーの焼酎をお注ぎするのでストップ言っていただいてもいいですか?
:お~!はい、ストップスタイルですね
:いいですね、金宮ですか!
店員:いきまーす


:はい、ストップ

店員:はいー(去る)
:ありがとうございます
:いいですねえ
:博士戻って来ましたよ
:飯どんな感じですか?
:僕はレバをもらおうかと
:好き、いいですね
:あと肉巻きエノキを
:好きですよ。あと、中落ちマグロ並みを
:もらおう
:さっき刺身なかったので
:気分がね
:じゃあ注文しましょうか、すみませーん
店員:お伺いいたします
:肉巻きエノキ…って、串で来るんですか?
店員:肉巻きエノキは…串じゃないですね
:あ、串じゃないんだ
:一皿でくるんですね
:じゃあ、肉巻きエノキを一皿と
:あと中落マグロ並みってどんくらいの感じですか?
店員:えー中落マグロの並み…少々お待ちください
:いえいえ、じゃあ並みでお願いします!  

店員:よろしいですか..
:あとレバを3本タレでお願いします
:そんな感じで!
店員:はい、ありがとうございます(去る)
:かわいいね
:かわいらしいですね


(中落マグロ到着)


:あららら!こういうことですか

:いいですね!
:いいねこの量
:うまい!
:この量で500円だし、BOSS豚いいですね
:いいですねえ、さっきの店も、近所にあるのうらやましいですよ
:近所の店ってなかなか入りづらくて
:顔覚えられたりね
:ブタジさんなにか次飲みます?
:焼酎だけもらおうかな
:僕のホッピー分けられるし、そうしましょうよ
:…悲しみは分け合って喜びは..倍にしてくれる?
:はは(笑)そういうのありますよね
:ははは
:本当のやつありますよね、えっと「悲しみは分け合って喜びは倍にする」か。あ、合ってた(笑)
三人:わははははは!!(笑)
:なんかごめんなさい
:なにこれ!
:ブタジさんの言うことだから…
:言うことだから!!
:精緻ではないのかなと思って(笑)
:どうせまた嘘だと思って(笑)
:悲しみよ…
店員:肉巻きエノキです

:あら。そっかそっか…
:串!!(笑)
:ははは!(笑) まあまあかわいらしいんだから…
:お前は惚れるな!
:お二人先食べてくださいよ
:もう一本頼みましょうよ
:ね、絶対おいしいですよ
:あ、レバーもうまい
:あとタン先炙りももらいたいです
:そしたらそれももらいましょう

(ひと通り追加注文)

:そういえば、こないだのブタジさんのライブで
:はい
:泣いてる方がいらっしゃいましたが、どんな気持ちなんですか?
:あー
:自分のライブで泣いてる人を初めて見た時、どう思いました?
:…びっくり
:びっくり?
:いや、びっくりじゃない。楽しくしなきゃみたいな
:泣かせちゃったみたいな感じですか
:泣かせちゃったはないかな
:ブタジさんは泣かせようと思ってやってる訳じゃないのに泣いてる人がいることに、戸惑いがあるっていうことですか?
:戸惑ってはないですね。うーん…
:ちなみに僕もここ2回のブタジさんの歌で泣いてます
:え、なんでですか(笑)
:くるものがあるんですよ…
:そうだ、逆にこの前ブタジさんが歌いながら泣きそうになったって話にびっくりしたんですよ
:あ、そうですか
:そんなことあるんだ!と思って
:それについて帰りに博士と話してたんですけど
:うん
:2月に出したバンドのアルバムを作る時、歌詞をなるべく実直なものにしようっていう気持ちでやっていて



:うん
:あーいい話ですね。泣きそう
:ええ?(笑) まあ、理想というより地に足のついたものをっていう風な気持ちで
:うん
:まあそういうのしかできないていうのもあるんですけど、これまでよりもその要素が強いんですよ
:はい
:でそういう曲をライブでやった時に、ちょっと自分の中でくるものがあって泣きそうになるというのが初めてあったんですよ
:うんうん
:で、ブタジさんの曲って、そういう側面が強いと思うんですよ
:そうそう、自分が感じないことは歌わないじゃないですか
:うーんうんうん、それはそうですね
:フィクション/ノンフィクションの前に、実感が込められてることしか歌わないですよね  
:うんうん
:だから、こないだ泣きそうになったって聞いた時に、「やっぱりあるんだ」と思いました
:滅多にないですよ、本当に
:ていうか、ブタジさんのあの歌で、逆にめったにないのが結構すごいな、と
:あー
:あの歌だったら、号泣でしょ、ずっと(笑)
:ただ自分の歌なのでそんなに泣けないとは思うんですけど
:もっと大変なんですよ。弾くのが大変だとか(笑)
:あー(笑) そうかそうか
:そういうのはありますよね(笑) 緊張とかね
:そうなんですそうなんです
:だからこそ、ゾーンというかいい状態に入ったときにこみ上げる、というのはあります
:うん、ある時はあるね
:いやーいい話だ

(タン先炙り到着)

:なんか、レモンかわいい!
:はははは!
:わかります
:かわいいね~!
:こんなサイズのレモンあるんですね
:マッチ箱に入った寿司みたい
:…というと…?
:…
:博士、わかりました?
:いや、あの今、メール返してます
:メール返してる!!

※音楽の話で盛り上がったのち、永福町大勝軒でラーメンを食べすぎて解散

 

7月14日は新宿ネイキッドロフトにて喝采のイベントです。チケットお早めに…

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002262755P0050001P006001P0030001

 

2018/06/04 二軒目

※19時50分/永福町/路上

…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士

(ブタジと合流し、ソーシキが気になっている店へ向かう)

:(モスバーガーを通り過ぎながら)天ぷらモス食いました?
:うまいよね
:博士、結構抑えますよね。新しい何とかバーガーとか
:…そんなことはないですけど
:ふはは
:次のところは、入ったことない店なんですけど
:全然、そういうところにこそ行きましょう
:はい
:塩もつ煮込みとかあって
:あ、いいですね
:どういう感じなんだろう、と
:なるほど
:結構遠いな
:ほんと?もっといく?
:もうちょいかな
:20メーター200円
:…何がですか?(笑)
:ブタジタクシー(笑)
:ブタク?
:一緒に歩くと金がかかる(笑)
:高いな~



20時00分/永福町/ヤタイキ

(カウンター横並びで着席)

:結構静かな…
:ですね。静かに、いきましょう
:焼きアジ、トビウオの刺身とか気になりますね
:気になりますね
:馬の白子ポン酢とかある
:塩もつ煮はいっときたいですよね
:焼きヤングコーンいただきたいです
:まあ飲み物を先に…
:ハートランド生にします
:おれも生にしようかな
:ウーロンハイ
:ハーイ
(飲み物を注文)
:やっぱ馬の白子ポン酢気になります
:博士そういうの好きですよね
:天ぷらも美味しそう
:うんうん
:あ、トビウオも…って、小説読みだしおじさんがいるじゃないですか

:ちょっと、ねえ(笑)
:本読みだしましたね(笑)
:静かだから…
:いや図書館じゃないんだから
:ヒッヒッヒ(引き笑い)
:じゃあ、トビウオと馬の白子ポン酢?
:うん、あと塩もつ煮
店員:(カウンター越しに)今日は刺身がないんですよ
:あ、そうなんですね
:じゃあ他のやつひとまず注文しましょうか
:すいません、馬の白子ポン酢と、焼きヤングコーンと、塩もつ煮、お願いします
店員:はーい
(飲み物到着)
三人:こんばんは~ (乾杯)
店員:お通しです
:はーい
:何ですか?
:鳥皮ポン酢ですね
:美味しそう
:いただきます
:ん~~! (うまいの意)
:あ、おいしい
:美味しいですね。…(箸袋を見ながら)富士山?
:あ、折ると作れるんだ、富士山箸置き。面白いですね。
:完成したら、噴火みたいな
:簡単にできそうですよ
:登山とか興味あります?
:興味はあります
:(冷たく)何でですか
:はは、ブタジさんは全く興味ない(笑)
:まったくなかないんですよ
:どんくらいですか
:5…割…
:結構あるじゃないですか
:ありますよ。運動しようと思ってて最近
:本当ですか、運動
:本当です、これは本当です
:どういう系ですか?
:スカッシュ!!
:ふはははは(笑)
:スカッシュ(笑)
:変なところから始めますね。スカッシュから始めるんですか(笑)
:ヒッヒッヒッヒッヒ(笑)
:運動を、スカッシュから始めた人一人もいないですよ、世の中に(笑)
:運動の経験値がゼロなんで、スカッシュから始めようと思って
:スカッシュが簡単なのかもわかんないですけど(笑)
:多分、「おかしいな、何か動けないなー」と思ってパッと後ろ見たら、自分の膝が落ちてますよ


:フフフフフ(笑)
:そんぐらい大変ですよ(笑)
:…面白い、さすが
:はは!(笑) 「面白い、さすが」って返し
:こいつ…許せない…
:ハハハハ…!(笑)
:何このギスギスした、社交会みたいな空間…
:社交会!!(笑) アッハッハッハ!(笑)
:許せない…(笑)
:富士山箸置き、できましたよ

:あ、かわいい
:いいじゃないですか。どうですか、今の気分は?
:…なんもないです
:なんもない(笑)
:達成感ないですか、一応富士山なのに(笑)
:かわいいね。(急に)いやちょっとまってください。その箸置き、手元の狂いが一寸も許されないですね
:え?
:山頂の部分狭すぎません?
:(どういうことかわからない)…いやでも簡単ですよ、全然
:いや簡単とかじゃないんです。何を聞いてるの?人の話を聞いてる?
:(笑)
:手元の狂いが許されない…?
:山頂狭すぎでしょ。山頂の部分の面積が
:ああ
:ちょっと手元が狂ったら箸ががガシャガシャですよですよ
:そういうことね

:あなたもしかして手先不器用でしょ
:ブタジさんがやったらもっとうまく作れるってことですか?
:(数秒で箸置きを作成)結構違いますよ、ほら
:あ、ほんとだ
:ブタジさんの方が、山頂が広い


:手先が器用なんですよ、小さい頃から。運動できない代わりに
:そうなんですね。確かに手先器用感ありますよね、ブタジさん
:あれを何ていうか説明できないですけど、小学校の頃しわしわの紙で花を作ってました
:なんかそういうのありましたね
:へえ、そうなんだ
:鶴とかも綺麗にできるタイプですか
:鶴は器用にできて当たり前ですよ
:あ、それは手先器用な人の意見ですよ
:あ、本当ですか、鶴できないんですか?
:できますけどあんま綺麗じゃない
:僕できないですよ
:あ、そうなんだ
:鶴を折る工程図みたいなのを見せられたときに、できないと思ってやめてます
:いやいや、できるできる
:だから多分ブタジさんは器用なんですよ
:そういうのがすごい好きで。昔ミニチュアのタコとかつくったもん。あげる方の凧
:ミニチュアの、凧(笑)
:それは上がるんですか?
:上がんないです
:…ふはははは!(笑)
:上がんないです(笑)
:風受けないですもんね(笑)
(馬の白子ポン酢到着)


:すごいですねえ
:めちゃうまいと思います、予想ですけど
:鳥皮もうまいし
:ええ、ちょっとこれ、何ですか!
:珍しいですよね、だって馬の、脊髄…て書いてますね
:どういう料理かもうわかんないですね…いただきます


:うんまあ…!!
:ハハハ!
:ここ多分料理全部美味いですよ
:んああ…(美味さの余韻) ちょっとこれお二人も
:あ、伊藤さん先いってください、僕お酒を待ってるので
:僕もちょっと待ってから食べたいので
:…じゃあ僕食べます(笑)
:ハハハ(笑)
:僕これで腹一杯にしたいので(笑)
:ムリ!!

※塩もつ煮と焼きヤングコーンにも舌鼓を打ち、退店…

2018/06/04 一軒目

※永福町/18時00分/改札

…伊藤暁里
…ソーシキ博士

(この日はブタジが参加できず、伊藤と博士の2人で収録を行うことに。伊藤がボトルキープをした店があるというので永福町に集合となった)


:夏めいてますね
:夏めいてますね、本当に
:え?
:ん?いやいや、ただオウム返ししただけです
:そっかそっか、ええっと、大丈夫です
:ふはは
:ちょっと自転車を取りにいきますね
:オッケーです。どこかあるんですか、気になる店とか
:商店街の方にちょっと気になるところはあるんですよ
:あ、じゃあそれ行きますか
:伊藤さんが言ってたところが先でもいいですよ
:チャリの停めてある場所によるかなと。効率重視で
:効率は悪いですよ、僕の気になってるところは
:なるほど、じゃあ、チャリに行きましょう
:ええっと、えええ!?(笑)
:違う違う、間違えました(笑)
:一軒目チャリってことですか、チャリの前で飲む(笑)
:ははは!(笑)

※18時15分/永福町/焼き鳥倶楽部

(店員に尋ねたところ、伊藤がキープしたと思ったボトルはその日のうちに飲んでしまったらしく普通に注文することに)

:…じゃあ、白ホッピーセットで
:ぼく酎ハイください
店員:かしこまりました
:ブタジさんにも何飲むかラインで聞いてみますね
:いいですね、遠隔参加で
:こういうのもあった方がいいですよね
:そうすね。2人の回って初ですよね
:ね。ちょっとやってみましょう
:マジメ回みたい感じとかいいかもしれませんね
:あ、ブタジさんからラインきてますね

:あれ、行こうかなってきてますよ
:あら、来てくれたらいいですけどね!
:ね!
:あと40分で行けますって!
:状況が変わったんでしょうね
:そしたら2軒目から参加みたいな感じにしましょうか
:そうしましょうか
:なんか注文しましょう
:やきとりですかね
:僕はシロ、ハツ…
:ネギマ、レバ…

(適当に注文する)

:ブタジさんくるとは、思わぬ展開になりましたね
:ですね
:…最近どうっすか
:はははは!(笑)いきますねぇ。前のめりがすごいですよ(笑)
:ははは!
:録ろう録ろうとして(笑)
:いやあ、どうなんですか最近
:今アニメ作ってて
:ああ、言ってましたね
:何か、何もできなくなっちゃいますね、アニメ作ってると
:あ~
:そういうのあります?曲作っててボロボロになってくみたいな
:他のことが手につかなくなるとか?
:…とか
:僕の場合は、ブタジさんや博士と違って
:チームですからね
:チームというか…
:違う?
:1人でやることの量が2人よりは少ないですからね
:でも曲書いて詩も書く訳ですよね?
:そうなんです。続きがあって、最近1人で取り組む割合を少し多くしてるんです
:はいはい。(メンバーに曲を)聞かせる前に、作るみたいな
:そいうことです。作りこんでから
:うんうん
:で、メンバーに、それに何かを足してもらって返してもらうっていう
:ほう、ええ?
:基本的にパートはすでに入ってるんですけど
:ああ、自分の楽器に限らず、ちょっとこういう音入れてみました、みたいなね

:そういうことです。っていう上で話戻しますけど、「ここのこれどうしようかな」とか悩んでると、そのことはずっと頭にありますよね。何もできなくはならないですけど
:そうなんです。アニメーションって、絵を描いて、置いて、それを動かすんですけど
:うんうん
:いい動きにならないと、本当に何の才能もない人が作った訳の分からないクソ映像みたいな状態なんですよ、ずっと
:おお
:良くならないうちはずっと悪いんで
:そうなんですか!もうそれは、ある時ガラッと変わるんですか
:そうですね、自分の場合はそうです
:その良くなるっていうのは、何かを見つけたっていう感じ?
:例えば、この顔でこの体格の人が、こんな背景にいて、カメラこんなに寄らないだろ、とか
:ああ~?その違和感が最初はある訳ですか
:そう。じゃあこの世界ではどういう風にカメラが動くんだ、と
:その設定における自分の正解というか
:そう、そういうのが見つかるまでは、ずっとハズレなんですよ
:あ~
:正解見つけるまでずっと不正解なんで、めちゃくちゃしんどい(笑)
:そうなんですね…
:…っていう風に段々なってきました。昔はもっと、先人のやったものとかを疑問を抱かずにやってたと思うんですけど
:はいはい
:段々ね、「いやいやそれは誰かが考えたものでしょう」っていう視点が自分の中に入ってきちゃって
:あ~。模倣というか何かモデルがあると、最初の段階で大きい正解がありますもんね。それをアレンジするみたいな感覚ですよね
:そうですそうです
:音楽の場合は、曲が形になった段階で、何となくの…いややっぱり…
:その曲が形になるっていうのって、どの段階で「形になる」っていうんですか
:そうですね、ちょっと難しいんで…酒のんでもいいですか?

:はははは!(笑)ちょっと難しいんで酒飲みますか(笑)
:はい…(笑)
:じゃあ僕ちょっとTwitter見ますね
:僕もラインを返します
:難しい時は携帯見ましょう(笑)

(しばらく違う話)

:で、曲が形になるっていうのは?
:そうですよね。さっき言おうとしたのは
:はい
:アニメに比べると、細かい制作の作業が始まってる段階では、もう何かはあるので
:はい
:…ええっと…
:はははは!(笑)
:…(笑) 博士の話で思ったのは
:はい
:設定とかキャラとかがある状態は、まだ何も始まっていない?
:ええっと、作り始めるときに、最初の絵みたいなのがあるんですよ、一枚
:はい
:どういう絵かっていうと、キャラクターはどういう線でどういう色が塗られてるか
:はいはい
:例えば車描くとして、精密なCGなのか線で簡単に描くのか、エフェクトを出すのか出さないのか、雲を出すのか出さないのか
:はい
:みたいな、その世界にあるものないもの、許されているもの許されていないものが描いてある絵なんです
:さっきのいい動きの正解というのは…
:アニメーションって世界まるごと作っちゃうことなので
:はい
:重力があるのかとか、あるとしたらどんなものの落ち方するかとか
:そういうことね
:人はどんな風に歩くのか、それによってコミカルになったり怖くなったり。一枚の絵は、ルールを決めている段階です
:わかりました。最初の一枚の絵を作る段階での最後の工程が、動きの正解を見つけるということなんですね
:そうですそうです

(焼き鳥到着)

:つまり最初の工程の中の、最後の工程
:そうです、最初の最後。ただそれが一番肝心と最近思ってます
:光が見えだす前の最後の工程
:昔は、最初に全部絵コンテに描いて、それに即して作ってて、それが普通のアニメの作り方だと思うんですけど
:シーケンスとかは分からない状態で始めるんですね!
:そうです、先が見えない状態で
:だから、最初のルールが重要
:そうです
:…面白い話を聞きましたよ
:そうじゃないと納得できなくなっちゃって
:面白いですね
:そっちの方が、当たり前なんじゃないかなと思って。アニメーションってものを考えた時に
:…そうっすよね。最初にストーリーを考えるのって、ストーリーの方に重きを置いているってことですもんね
:そうそう
:アニメの面白さはそれだけじゃなくて、絵の動きの面白さとか
:そういうことです。そこで、面白い物語になるように、そのつど人を出したり場面を変えたりする、っていうことじゃないと、だめなんじゃないかなと思ったんですよ

:わかります。近いことが音楽でもあると思ってて、前回の喝采のイベントで言った音楽の骨っていう…
:言ってましたね、音楽の骨問題!(※2018/02/12 三軒目参照)
:ストーリーみたいなものにばかり目を向けちゃうのって、曲のメロディやコード進行が一番重要(=骨)だと考えるのに近いところがあるな、と思ってます
:うんうん
:録音の質感だとか楽器の選別だとか、それ以外の要素が無限にあると思うんですけど、そういうことも同様に重要ですよね
:はいはい
:何となく、「いい曲」が最高という感じが最近強いような気がしてます
:それはその、メロディとかコード進行に、比重が置かれすぎてるってことですね
:そうですね。まあ両方、ストーリーも、設定やルールも両方大事だとは思うんですけど
:うん
:博士が言ってるのは、設定やルールに、ストーリーは附随するっていうことですよね
:…ていうか、ストーリーって、世界の中で起きることだから
:!! 自然にできてくる、みたいな
:そうそう。頭で考えることじゃなくて
:必然的にできてくる
:きれいな水槽に、自分の好きな石を入れて、海藻いれて、塩分濃度を好きに調節して
:うんうん
:そこに自分が選んだ魚を放したら、何かが起こるだろうっていう
:決めなくてもね
:で、カメラの置き方とか演出で、どんなことでもドラマチックにできるだろうっていう考え方です、最近は
:自分の虫カゴの中に…
:いや、水槽を虫カゴに変える意味ってどんくらいあるんですか!!(笑)
:ははは!(笑)
:ちょっとまってくださいよ(笑)もっとうまいことで変えるならいいけど、水槽を虫カゴにって!!(笑)
:カブトムシを…
:わざわざいうことじゃない!!(笑)

※19時、ブタジから到着の知らせがあり、博士が迎えにいく…

第三回 三人のコラム(テーマ 雨)

 

 

 

 

⚪︎伊藤先生的雑感⚪︎

雨といえばいつも考えるのは、アメリカ人はなかなか傘をささない、ということです。
別に統計があるわけではないのですが、アメリカに留学していた頃、そのような印象を強く持ちました。例えば、少しの雨の時に、パーカーのフードや小走り移動で対応する人が多いです。まあこれは分かります。なかなか傘をささないというのは、その程度のものではありません。結構な大粒の雨が降っていて、これは傘がいるなという時でも、傘をさしている人の方が少ないのです。みんなシャカシャカした感じの服(合羽ではない)を羽織っていて、これがあるからOK、みたいな感じで歩いていたように記憶しています。一緒に留学していた友達にも話して共感を得られたので、信憑性は高いです。
羽織るという話でいえば、真冬の寒い日に、厚手の上着を着ているけど脱いだらTシャツ一枚、というスタイルの人もちょくちょく見かけました。これもやはり、上着があるからOK、みたいな感じでした。そういった光景を目にして、アメリカの人は上着を過度に信頼してるんだろうか、と当時は思っていました。
何事においてもレッテル貼りのようなことはしたくありませんが、もし今後アメリカで雨に降られる機会があれば、注目してみてください。

 

▪️ソーシキ博士の教えてちょーだい!▪️

天気予報では「良い天気」という表現を使わない、という話を聞いたことがあります。
理由は人や職業に応じてなにが良い天気かは変わってくるからという理由だそうです。

それを初めて知ったときは、うっるさい、と思いました。

初めて会う人がたくさんいる飲み会。
最初は緊張しつつもお互いの出身地などを聞くうちにだんだんと打ち解けていく。

「お仕事は何をされてるんですか?」
「あ、傘の会社で営業してます」
「傘ですか。どんな種類の傘を扱ってるんですか?」
「ほとんどですよ。うちは傘しか作ってないので普通のからビニール傘、折り畳み傘に日傘もやってます」
「傘ばっかりだ!」
「そうなんですよ。だから天気予報で晴れの日に『今日は良い天気です』なんて言われるとがっくりきちゃうんです。うちにとっては雨が良い天気だから(笑)」
「あはははは!なるほどねー!」

お互いが少しのズレを楽しめればコミュニケーションはこんなに楽しい。
それでも少しのズレがストレスになってしまう人もいる。
数が少ないからって無視していいわけじゃない。
しかし想像力の働かせすぎは息苦しい潔癖な結果しか招かないのではないか…。
いやしかし…でもそれって…いやいや待てよ…。

高卒の自分の頭はこのことを考える度に熱を持って高速で空回りし、いつも通り答えが見つからないと見るやゆっくりと停止、犬みたいな純真な目に戻ってまだ食べてない昼飯のことを考えたり。

カーテンを開けると外は雨。
出かけるとき不便だから雨は嫌いです。

 

▲ブタジのガンバリヤ宮殿▲

今まさに雨が降ってるんですが、これを見てどう思うかなと考えてて、でも部屋にいる限り雨とは無関係なので外に出るとして、何が嫌かって靴が濡れて靴下までびしょ濡れになることですよね。その場合、長靴を履いたら全て解決する訳です。そうしたら私は雨が比較的好きだと思います。しかし、ちゃんと具体的に雨に打たれていることを想像できているかというと、まだ不完全だと思います。なので、もっとその状況を深く観察してみると、傘に当たる雨音とか、鞄の書類を駄目にしてしまった経験とか、洗濯が乾かないこととか、それだけでは雨が嫌いな要因にならないと思います。私は雨についてなんとも思っていないのかも知れません。どうでもいいという感じです。
このままでは、私がほとんどのことについてどうでもいいと思っていることがバレてしまうし、読み物として多少は面白いものが書きたいという気持ちがあるので、もっと雨のエピソードを探してみます。雨が降ると近所にカエルが出ます。雨の気配を感じるとすぐに出てくるようで、土色の大きめのカエルが道路に出てきます。夜道で外国人の人に「危ないよ!」と声を掛けられたことがあって、外国人の人って何でこんなにフレンドリーなんだろう(絶対そんなことはない、人によります)と思って足元を見たら、「カエル」と言われました。「うわーカエルじゃん!」と返した私も結構フレンドリーだったと思いますが、その後二人で車に轢かれない所まで連れて行ってあげました。あと高校の頃の先生がカエルが嫌いで、沢山嫌がらせをしてやった記憶があります。こんなもんでいいでしょうか?

 

 

2018/05/15 三軒目

※渋谷/21時00分/路上

…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士

:お店じゃなくてこのあたりでお酒買って飲みましょうか
:あ、ナチュラルローソンありますね
:一回ちょっと入ってみましょうか

(ナチュラルローソンへ入店)

:お酒どうしようかな
:おれはウーロンハイを…。あとお菓子何か買いますか
:そうですね。トルティーヤチップス買います
:いいですね
:ナチュローだから色々ありますよ
:(急に謎のポーズをする)

:(冷たく)…はい、イチローね
:冷たい!世界一冷たいな!

(各々お酒とお菓子を買って退店)

:公園とかいきたいですね。
:この辺で飲めれば一番いいんですけど通りがね
:あっちの方どうですか。曲がった先の
:ここ曲がってみましょうか
:曲がろう。リブロース
:(程よいスペースを発見して)ここにします?
:ここにしますか!

(ガサガサと各々のお菓子をあける)

伊藤購入品:トルティーヤチップス、サルサディップ、宝缶酎ハイ
ブタジ購入品:あられ、あんこギッフェリ、ウーロンハイ
博士購入品:とろけるチーズおかき、あんこギッフェリ、ウーロンハイ

:このトルティーヤチップスは味付けがないタイプですね。僕はこのままでも好きです
:すごい量
:あ!サルサをディップすると10倍!10倍うまいです
:いただきますね…んん!!
:10倍でしょ
:んん!…んあっ!!うまい!これも、海外のやつですか?
:です
:カゴメのやつも、うまいんですよ
:そんなのあるんですか!
:あるんです、うまいです
:そりゃ絶対、うまい!食いたいです
:あったら是非
:これもおいしいですよ
:チーズおかき?
:とろけるチーズおかき
:あ、おいしいですね…ほんとうまいです
:うまいね。違う味のも買いたいですね
:ブタジさんのあられもうまい
:伊藤さん、ちょっと行きますよ(といってあられを伊藤に口でキャッチさせようとする
:(失敗)いや、ふたつ飛んできた!
:はい、もう一回もう一回
:(失敗)
:もう一回、はい!
:(失敗)
:今いけたでしょ!無理をしろよ!
:いや、見えない見えない!

(同スペースで一通り盛り上がったのち、片付けて駅へ歩き出す)

:どうすんの?どこか行くの?
:とりあえず駅近くまでいきましょうよ
:どっかにはいきましょう
:どっかいこう、どっか
:幸楽とか…あ、ミニストップでソフトクリーム食うわ!
:はははは!(笑)ミニストップでいいのね

(ブタジ・博士それぞれミニストップでアイスを買ってたべる)

:(伊藤に)一口いる?
:いいです
:いいの?おいしいよ
:おいしいと思いますが、いいです
:かわいそうに、こんなうまいものを…
:今日はアイスでしめですかね
:はい、アイシメで。いいと思う
:何か気にしてる?ラーメン行きたいとか
:アイス食べてますからね
:ないっすないっす
:アイス食ったらないです
:アイス食っちゃったから
:アイスシメで

(ふたたび駅へ向かう)

:いや、よかった。うまかった
:あー博多風龍いこうかな…
:帰りましょうか、写真でも撮って
:帰りましょう帰りましょう
:(自撮りパシャパシャ)はい、帰りましょう

:(寿司屋前を過ぎながら)寿司食います?
:いや、帰ります。寿司、でもうまそうですね
:寿司…
:いや、帰ります
:よし、帰りま…
:(急に足を止めて)寿司食う??
:マジで!?
:数貫食おうか
:数貫食う!?
:食いませんか、じゃあ
:じゃあ数貫食いましょう、入れたら
:アイス食った後に寿司食ったことあります?
:ないです

※22時50分/英寿司道玄坂本店

店員:注文は偶数からです
:じゃあとびっこ軍艦2つ。あと、サーモン2つ
:あ、サーモンはおれもだから..
:おれも
:じゃあ、サーモンを、6つ
:6つ!?
:そんないるんだっけ..?
:えええ?そうじゃないの?
:四つで分ければいいんじゃないですか
:あ、じゃあサーモンは4。あとアジ
:アジ食べる
:あと青柳2。あとは何か…
:それくらいですかね、それで!
店員:はい

:博士携帯で何見てるんですか?
:写真をツイートをしてます、今から帰ります~というやつ
:おれの顔はどうなってます?
:いい顔してますよ、ますらおみたいに


:(写真を見ながら)なんか俺だけ楽しそう
:俺はもう今すぐ帰りたいみたいな顔ですね
:うん、…あなたの粘りでここに来てると思えない(笑)
:あなたの粘りで来てると思えない(笑)
:俺の粘り!?
:そうよ、あなたの粘りよ
:もうこっちはアイス食ってるんですもん
:ノリのつもりだったんです
:でもノるじゃん、そんなの
:ノるノる
:だって別に、好きなんだから…
:好きなんだから(笑)
:好きなんだからノるよ
:(しみじみと)…いい人じゃないっすか…
:はははは!(笑)
:まあ今日はアイス食った後寿司を食う経験ということで…
:おもしろで言うな!

(寿司到着)

:きた!
:いいですね
:あ、うまそう
:いいじゃないですか!じゃあ僕はとびっこを…
:サーモンいただきます
:醤油は..って、汚ねーなとびっこの食い方!(笑)

:はははは!!(笑)おい!(笑)
:とびっこをとびっこさすな!
:はは!ふざけんなよ!(笑)
:BB弾みたいになってるから!とびっこが!!
:どうなってるんだよ!(笑)
:はははは!
:(もごもごしながら)いや、うまいです!
:うん、サーモンもうまい!
:サーモンは、4つあるんですよね
:そうそう。とびっこひとつもらおうかな、汚れたとびっこを…
:貝(青柳)もうまいですか、
:うん、うまい、味忘れたけど
:ええ?一個前のやつ!!
:(博士に)このアジはあなたのよ
:や、ひとつ食べたので食べていいですよ
:ね、さっき食べてましたね
:(すかさず、無言でアジを素早く食う)
:はは!明日の食費浮かそうとしてるでしょ(笑)
:うま!
:僕サーモン食べてないんで
:(博士に続いて最後のサーモンを食う)
:…あ!ブタジさんサーモン2個くったでしょ!
:…(しらばっくれて)んんん
:俺だけなんか少ない…待った待った!
:ははは!
:俺は二個しか食ってない!
:俺は、自分が頼んだものを食べましたよ。貝ととびっことサーモンと、アジ
:ええ!4貫も!!
:(もぐもぐしている)
:ブタジさんは3貫はいってますよね。4貫、3貫、2貫!!バランスおかしい!
:(もぐもぐしながら笑っている)
:ブタジさんは、3…いや、4貫?いや、そんなわけないか、3ですよ。だって貝と…
:(ようやく食べ終わって)貝、サーモン、アジ、、、サーモン(笑)
:ふはははは!!(笑)
:おい!!!!
:4、4、2ですね(笑)
:おかしいだろ!!!!
:はははは!!(爆笑)
:4、4、2って!!なんでだよ!!
:トロいやつが悪いんだよ(笑)
:ははは!トロい(笑)
:4、4、2!!!!
:よし、帰ろう帰ろう、割り勘で(笑)
:ははははは!(笑) うまかったなあ…
:うまかった。やっぱ4ってうまいね
:4、4、2って!!!!

2018/05/15 二軒目

※渋谷・まるこ/19時00分
…伊藤暁里
…butaji
…ソーシキ博士


店内:ガヤガヤ…

:あ、これ音声問題あるな!
:これだめかな…?
店員:お荷物上に置いてくださーい!あとメニューは後ろに貼ってありますので
:あ、これ頼みませんか(焼酎のミニボトル)ここなんか良い雰囲気ですね!全然知らなかったです。僕ホッピー白にす
る!
:(聞いてない)ここ音声あれかな、ダメかもな
:まあまあ、頑張ればいけると思いますよ!
:いや、これダメだと思う!これ飲んだら出ましょう!
:博士どう思います?
:まあま…せっかく来たから楽しみましょうよ…
:いや、ダメだと思うんだよなー、ダメ!
:(店員を呼ぶ)すみませーん!焼酎のボトル一つと、ホッピー白、炭酸、クエン酸をください!
:赤羽(2017/09/23 二軒目)の再来だよ!
:赤羽より全然静かだと思いますけどね
:おつまみも注文しましょう。バイ貝のうま煮を頼みましょうか。
:あとベーコンカツも頼みましょう!
:パクチーサラダもいきますか。あと鯛の刺身も!
店員:お待たせしました!中身はテーブルにあるボトルをお使いください!
:じゃ僕が開けますね!(伊藤が全員分の焼酎を用意)
全員:かんぱーい!

:さっき喝采収録の告知で撮った写真見てくださいよ…

:うわ!俺の顔合成みたい!
:ははは!実在感無いんですよねー、妖精ですよね、実在してます!?
:いやいや、実在感ないんですよ。この前お客さんにも言われて
:それは歌の話ですか?
:存在がね
:あ、つかみ所が無いとか?
:違くて、「ここにいるようでいない人ですよねー」みたいな
:そんな深いコメントを…!?
:なんか、ライブ見てても、したくてしてるのかわかんない!もうちょっと皆雑味があるのに!
:上澄みみたいなのが…
:ははは、上澄みって言われちゃった!?
:いやいや、それがないっていう。ライブって上澄みみたいのが3割くらいあるじゃないですか
:はい、花火上げたりとか。風船飛ばしたりとか…
:大きな風船転がしたりとか

:ははは!でかいステージですね、コールドプレイみたいな
:個人の上澄みみたいなものって別に要らないですしね
店員:お待たせしましたー、刺身はこちらのレモン塩につけて食べてください!
:レモン塩?
:ははー、これは食べて見ないとね
:どうですか?
:うん、美味いですよ!食べてみてください!
:あ、おいしいですね!
店員:お待たせしましたー、ベーコンカツです!こちら、自家製のレモン塩で…
全員:レモン塩!!!
店員:はい、またもやレモン塩!(笑)
:ありがとうございます!!
店員:そしてこちらがお通しのなめ茸豆腐になりますー
:これはレモン塩ないの!?
:ははは!無い!これは無いの!

:あ、バイ貝来ましたねー。あれ、2つしかないよ!?

:アッキーさん要らないんですか?
:はい、僕要らないです
:そんな…もったいない…博士綺麗に取れました?
:はい、奥まで取れました
:肝の部分ちぎれちゃった…うわ、うんまい!
:うんまい!
:いやー、頼んで良かった!!
:…そんなにバイ貝って美味いんですか?サザエ的な?
:(無視して)いやー、美味いなあ…食べられてよかった…
:サザエっぽいんですか?
:(無視して)うんまいですねー…
:サザエサザエ…
:サザエじゃ無いよなー
:その代わりと言ったらなんですが、この店で一番辛いモノ何ですか、って聞いてみてもいいですか?
:それは次の店にしましょうよ、なにかシメでも
:いや、シメにラーメンとかはやめちゃったんですよね、太るかなと思って…しばらくは
:やっぱバイ貝美味いなー、内臓が美味いよ。何か辛いのあるか聞いてみます?
:ちょっと、試しに聞いてみますか?
:(無視して)これ、貝殻も綺麗だねー!うまい!
:ちょっと機会があったら聞いてみます…

:ちょっと気になってることがあって
:はい
:(メニューを見ながら)このフォントって何ですか?

:いやいや、これは筆書きフォントよ
:このフォントの店っていっぱいないですか?
:これ、フォントっていうか手書きですよ!
:この、筆字フォーマットってありますよね?
:だから、人が書いた文字だっつの!人が書いた文字だよ!!
:タイプ的なものがあるんですよ!!
:あるの…?
:色が黒かオレンジ色で…
:その、習字っていうのが、大体黒かオレンジですよね?
:大体黒かオレンジです。そもそも、そもそも…
:うるせーこいつ…(と、言いながらブタジを叩く)
:いてっ!
:うるせーよこいつ!!
:聞いて!聞いて!
:聞いてるよー
:新興の居酒屋が、筆でメニューを書き始めるっていうフォーマットですよ!
:いいじゃん
:いいじゃん
:ちょっと…トイレ行くわ!
:えぇー…思わない?
:ラーメン屋みたいなことでしょ?
:そう!
:Tシャツとかね
:それに違和感ないですか?これはフォーマットですよ!
:これはフォーマットですけど、これが一番合ってるんですよ!
:そこは何とも思わないのねー!?
:逆に何を思うの!反抗していきたいのか?!
:このフォーマット特有の感じがあるんですよ!でも全然響かなかったな…洞窟に入る手前だったのに…
:(静かに中指を立てる)


:いやいや、無言でファックユーはおかしいだろ!!!

21時00分、渋谷の路上へ…。

 

◯伊藤先生的雑感◯

今回渋谷の二軒目に行った「まるこ」は、伝統酒場の良さを現代にアップデートさせたような趣のお店なのかなと思いました。
たとえば、店内が、コの字カウンター、テーブル、立ち飲みの3つの席種に分かれているところ、または富士屋本店のように、宝の小瓶と割りものを注文して酒を自分で作るところ、でも宝ゴールデンがあるところ、あるいはその一方で、パクチーサラダのような洒落たメニューがあるところ。こういった点に、渋谷という立地にありながらも大衆酒場の醍醐味をコンテンポラリーかつジャンボリー的に楽しませようとする気概をヒシヒシと感じました。
酒場における「場」の雰囲気のようなものは、一朝一夕に醸成されるものではないと思いますが、昔ながらの酒場をどこか盲目的に信頼してしまうことも、あるいは間違いなのかもしれません。
店内は目一杯の満席で、いかにも渋谷らしいキラキラして洗練された若者がひしめいていました。