2017/09/23 一軒目
※赤羽/17時00分/路上
伊…伊藤暁里
ブ…butaji
博…ソーシキ博士
(まるますやの前を通りがかる)
ブ:あ、やっぱまるますやは凄く混んでますねー
伊:なんか裏口から入れたような記憶が…
博:そんなことあります?(笑)。まあ赤羽はいっぱいお店ありますから!まるますやは二軒目でも良いですし
ブ:じゃあ、この裏の通りを歩いてみましょうか
※赤羽/17:10/八起
ブ:最近福島に旅行に行ってきまして。お土産を渡してもいいですか?
博:え!ありがとうございます!
ブ:博士今日鞄持ってないですか?渡すのは今じゃない方がよかった?今じゃない方がよかったね?
博:いやいや、大丈夫です
伊:おれも全然大丈夫です
ブ:じゃあ、どうぞ(お土産を渡す)
伊:ありがとうございます(お土産をリュックに入れる)
博:ありがとうございます(お土産を床に置く)
ブ:怖い怖い…忘れそうで怖い…本当に大丈夫ですか?
博:良いか悪いかで言ったら、大丈夫です。
ブ:それは…あぁ…!怖い…!
伊:なにか注文しましょう。刺身食いますか?
博:刺身はそんな…
ブ:刺身じゃなくてもいいですよ
伊:あれ!?LINEでめちゃくちゃ刺身食べたいって言ってませんでした…?
ブ:ま、刺身でも良いし…
博:刺身が悪いって訳じゃなくて
ブ:そうそう
伊:じゃあマグロの中落ちとかもらっておきます?
ブ:まあまあ…あなたが食べたいんだったら
伊:え、なんならもう刺身いらないみたいになってる!
ブ:わはは!!
博:おれは、ビールにしようかな
ブ:じゃあチューハイにします、すみませーん(飲み物注文する)
博:つまみはどうしよう
ブ:チャーメンにします?もやし炒めみたいなやつです(と言いながらメニューを指で押さえて隠す)
博:いやいや、そこを隠したらわからなくなるからね!
伊:え、どれですか?(同じくメニューを指で隠す)
博:いや二人とも爪が長い!もっと爪を切って!(といって自分の爪を見せる)
ブ:いや、博士が短すぎるのよ!
伊:そうですよ!これちょっと、挿絵して欲しいんですけど、
ブ:あはは、挿絵の指示をしてくるんだ!
伊:ほんとの爪って、
ブ:『ほんとの爪』(笑)
伊:ほんとの爪って、指を曲げたときに向こうの爪がちょっと見えるくらいが理想らしいですよ
博:でも、爪が机につくときの「カッ」が気にならない?
ブ:おれそんなのやらないですもん
伊:ちなみに、俺めっちゃやっちゃいます
ブ:パソコンですか?
博:いや、「カッ」
ブ:なによそれ(笑)
博:伊藤さんの『ほんとの爪』はなんでその長さじゃないとだめなの?
伊:最終的にどんどん爪がなくなっちゃうらしいですよ。
博:いいじゃない。爪なくなって
伊:いやいや!爪は人体にとってナンタラで重要なやつなんですよ
博:ナンタラで重要…お前、やりやがったな!
ブ:ははは(笑)
伊:ちょっと理由分からないんですけど…
博:手ぶらで来るなよ!
ブ:ははははは!!
伊:選挙演説によくわかんないけど手ぶらで来ちゃった人、みたいな
ブ:「こんにちわー!」って言うだけの人か選挙演説に(笑)
博:あはは!その人やばいね
伊:「変えます!」とか(笑)
博:「悪いとこは変えて、後は残します!」
ブ:「後は遊びます!」みたいな(笑)
博:ざっくりした人ね(笑)
ブ:あ、そうだ、タイコスーパーキックスはワンマンやるんだね!
博:昨日ツイートしてましたね。昨日決まったんですか?
伊:いや、そんなことあります?
博:汚れた新聞記者が「号外号外!」って言いながら街頭で…
伊:いや以前から決まってましたよ!それを昨日告知したの!
博:そりゃそうか(笑)。ブタジさんもワンマンありますよね
ブ:僕は11月17日ですね
博:タイコは11月4日ですもんね
伊:どっちも11月なんですね
博:うわ!すごい!!これ、よく考えたらすごいことだと思いますよ!
ブ:(興味なさそうに)確かに、そうかもしれませんね
博:あれ、俺だけ?俺だけが目を細めてるの?二人の活躍に
ブ:わはは、目を細めるって何よ(笑)
博:こう…
伊:感慨ですかね(笑)
ブ:感慨深いなと思ってくれてるんですね
博:あ、おっぱい炒め来ましたね
ブ:(おっぱいを食べて)ああ!これうまいですねー!
博:前回、姉に子供が産まれたって話したじゃないですか
ブ:ああ、はいはい
博:ついに子供の写真が来るようになりまして
ブ:ああ、子供苦手でって話でしたよね。で、返信しました?
博:返信に困ってしまって…。子供が苦手って言うのも水を差すような感じになってしまうし、可愛いねっていう嘘もつけなくて、結局「あらいいですね〜!」ってだけ返信しました
ブ:あっはっは!!
伊:まあそれ以外ないですよ!
博:お姉さんが幸せそうでよかったです、という
伊:ブタジさん赤ちゃん好きですよね
博:ハードコア赤ちゃん好きですよね?
ブ:そうですね(笑)顔で笑わせたりします
博:赤ちゃんのだっこは出来ます?
ブ:いやでも、生後数ヶ月とかだったら抱かないですよ。抱けない。臆病だから…
博:臆病で抱けない。そういうことあるよね…
伊:夜の感じを出すなよ!
ブ:わはは!弱虫で…
伊:不器用で酒飲まないと赤ちゃん抱けない(笑)
ブ:ははは!危ねぇよ!
博:シラフじゃ抱けない…関係が壊れるのが怖いから(笑)
伊:ははは、ないだろまだ!関係性が!
ブ:バブバブ関係、ですよ
博:バブバブ関係?
伊:僕、丸亀製麺が好きなんですよ
ブ:え、なんで?なにが他と違うの?
伊:ネギと天かすが盛り放題なんですよ!あの、これ挿絵にして欲しいんですけど
博:わはは!また来た!
伊:普通の釜玉を注文して、上に、半分が埋まるくらい天かす入れて
ブ:入れちゃうんだ!あらら
伊:で、もう半分埋まるくらいネギを入れて、そこに、すりごまをめっちゃかけて、醤油を掛けて食べるんです。そうすると、上だけで食えるんですよ
ブ:あなた好きよねぇ、ジャンクなもの!
伊:そう、ジャンクなんです。でも、品があるのも好きです
ブ:おい!!
伊:最近そういう風にいうようにしてるんです
ブ:バンドの品位を保とうとするなよ!
博:なに、伊藤さんがジャンク好きでがっかり、って人が前にいたんだ?
伊:そうなんですよ
ブ:でも、新たな一面が見れて楽しい、って人もいたよ?
博:…だれよそれ、いないでしょ
伊:いたよ?って、だれよ!!
ブ:わはははは!!でもそういうのって気にする人いるんですよね
伊:その話、行く前にもう一個だけ丸亀製麺の話していいですか?
博:ははは!どうぞどうぞ
伊:…上で食えちゃうんですよ
ブ:ぶわっははははは!!!
博:あはは、ほんと続きからだね!!(笑)
伊:ごまと、ネギと、天かすで、食感的には青ネギの天ぷらみたいな感じなんですよ
ブ:あー、なるほど
伊:これはこれで食えるんですよ。で残りの半分は混ぜちゃって、2通りの食べ方でいけるんです
ブ:なるほどね。僕は天かす入れないんですよ。ネギもちょっとで
伊:麺の味を楽しむ的な?
ブ:いや、ぼくは天ぷらとかかき揚げを頼みたいので
博:あー、揚げてるのがダブルになっちゃうから
ブ:そうそうそう
伊:ぼくも青ネギのかき揚げを注文してるような気持ちでやってるんですよ
博:はいはいはい。天ぷらを注文するブタジさん、でもそれを天かすで再現する伊藤さん。この二人が11月にワンマンをやる訳ですね
ブ・伊:まとめ方ヘタクソか!!
18時00分、次の店へ…
▲ブタジのガンバリヤ宮殿▲
週末の赤羽はめちゃくちゃ賑わっていましたが、僕はそれでいいと思うんです。なぜなら部外者だから。でも赤羽はちゃんと怖い街である、ということは知っておくべきです。以前来来軒という中華屋でお昼を食べていたとき、満席で入店を断られたおじさんが店内をぐるぐると回り始め、「お前は食べ終わったからもう帰れるな。お前ももう出られる」と客の仕分けを始めました。絶対に絡まれたくない。皆さん赤羽でちゃんと怖い思いをすると思うのですが、その時は頑張って下さい。