※新宿・思い出横丁/21時15分/つるかめ食堂
伊…伊藤アキサト
ブ…butaji
博…ソーシキ博士
(伊藤、15分遅れる)
伊:(ドアを開けて入ってくる)…ごめんなさい!
ブ:きたきた
伊:すいませーん。あ、ブタジさん髪切りましたね
博:似合うよね、家にジェルあるの?
ブ:あ、ジェルはないんでワックスつけてきました
(三人、メニューを見る)
博:ぼくレモンサワーで
ブ:氷彩サワーってなんだろ?
伊:なんか氷彩って書いてあるグラス見たことあるなー…
博:知ってるんだ?
伊:焼酎のメーカーかも
博:酎ハイってことかな?でも酎ハイは酎ハイであるね
ブ:じゃあぼくそれ飲もうかな
伊:(壁に貼ってある氷彩サワーの説明を指差す)あ、あれですね
博:ワインベースだって
ブ:なんだ、説明読んじゃったからやめようかな。酎ハイにします
伊:ぼくも酎ハイで
ブ:おかずもいきましょうよ
博:ここね、前『ザ・ノンフィクション』に出てたの
伊:あ、そうなんすか
博:うん。で、変わった名前のメニューがあるんだ
伊:じゃあそれいきましょうか
博:えーと、バカでアホでフラメンキン
ブ:(メニューの写真を見て)へー天ぷらなんだ
博:あとバカコンポジャ
伊:じゃあぼくレバ野菜
ブ:急に普通だな(笑)
(飲み物くる)
三人:おつかれさまでーす
ブ:野菜好きなの?
伊:いや、ちょっといまお腹ポンポコリンなんで
博:『おどるポンポコリン』みたいに言うんじゃないよ
ブ:下してるってこと?
伊:いや、太ってるんです
ブ:それ意味通じないよ!(笑)『ピ~ヒャラピ~ヒャラ』だから下してるかと思った(笑)『ピ~ヒャラ』が頭の中に浮かんだから補完しちゃったの、勝手に歌詞の方と勘違いしちゃって。『ピ~ヒャラピ~ヒャラ』で下してるとかヤバすぎだろ(笑)あとここは食事の場だし!
伊:……かなり説明しましたね
博:補足、補足だね(笑)
伊:ブタジさんってこうやって周辺で笑いとるんですよ。なんか言ったことに対しての補足で笑いをとっていくっていう…まぁ、これも補足なんですけど…
博:ブタジさんとは違った、ただマジメな補足をありがとう
伊:やめて(笑)その冷静な感想みたいなの
ブ:補足と感想
博:今日はもう補足と感想飲みになります
伊:なにかしらのね(笑)
博:『あ、それで言わせてもらうとー』みたいな会話だけの飲み会
ブ:あははははは!やだなー
伊:話が前に進まない(笑)
(料理が運ばれてくる)
伊:(運ばれてくるのを見て)完全にきましたね
ブ:え、関ジャニがきたの?
博:もうテーブルいっぱいだよ?
伊:完全に、です(笑)。料理がきたんですよ
ブ:あ、うまそー
伊:これがフラメンキン?
博:あ、そうだ。牛肉の天ぷらだから
ブ:(食べて)うまいね!
博:この衣の感じはなかなかないね
伊:バカコンポジャもいってみますか
ブ:なんでバカって言いたいんだろう?
博:これたしかね、ナントカ語なんだよ
ブ:あ、そうなんだ
博:うん。コックさんがね…たしかナントカ人なの
ブ:…あらら?(笑)
伊:情報ゼロですね(笑)
博:(店内に貼ってある絵を見て)イイダコ天あるって
ブ:あらイイダコ天いいですねぇ~
博:『ぼくおいしいよ』って書いてある~
伊:おれ、あの類の、鳥が卵焼きつくってる絵とか…
ブ:あはははは!
伊:悲しくなっちゃうんですよね
ブ:豚がとんかつ揚げてる絵とかね
伊:そうそうそうそう
博:ケンタッキーが鳥の日になると安くするみたいなね
伊:そうそうそうそう!
博:鳥の日だったら1匹も売らないでやれよ!
伊:どうかと思いますよ
博:なんか傲慢だよね
ブ:(眉間に皺を寄せて)…想像力をどうやって使っていくかっていうのは、ちゃんと今後の日本の生活の中で考えたほうがいいですよね
博:…マジメだな!すげーマジメな人がきちゃったよ!
ブ:あははははは!
博:長髪のときはあんなにいい加減だったのに、髪切ったら急にコメンテーター気取りかよ!
ブ:説明ばっかしちゃってね(笑)
伊:今回は補足の回ですね(笑)
(イイダコ天を注文する)
ブ:この通り入るとハシゴするの簡単でいいですね
伊:他にも行ってみたい所たくさんありますもんね
博:じゃあハシゴしますか?
伊:ぼくこの後なにもないんで大丈夫ですよ
ブ:ぼくもない
伊:ブタジさん明日仕事ないんですか?
ブ:うん、ライブはあるけど
伊:いいじゃないですか!(博士に向かって)ブタジさんいつも金曜日休みなんですよ。それで土日はいつも働かれてるから、あんまり遅いとアレかなーとか思って…
ブ:(人差し指を立てて)『説明しよう!ブタジさんは土日働いてるのだ!』じゃないんだよ
伊:言ってないですよ!
博:(人差し指を立てて)『だから疲れてパワーがでないのだ!』じゃないんだよ
伊:だから言ってないですって(笑)!
博:伊藤くん、これ補足回にしようとしてるでしょ?
伊:いや、俺ね、前にも言ったかも知れないんですけど…
ブ:なになに?
伊:『秘密の共有をしたい』って言ったじゃないですか?
ブ:(早口で)言った言った言った言った言った言った!
博:(早口で)言った言った言った言った言った言った………おしまい!!
伊・ブ:あはははははは!
伊:別に言ったかどうかを確認したかったわけじゃないんですよ(笑)
博:あ、そうなんだ?(笑)
ブ:それどういう話だっけ?
伊:俺だけが知ってる人の情報を、他の人に教えたくなっちゃうんですよ
博:どういうこと?
伊:例えば、ブタジさん金曜休みで土日働かれることが多いんですよ、っていうのを博士に教えたくなっちゃうんですよ
博:あーたしかにアキサトくんよくそういうこと言ってるかも
伊:目の前にその人がいるのに、その人の情報をぼくが言っちゃう、ってことがよくあるんです
ブ:なんなんだろ、それ
伊:んー…ただ覚えてるよーってことを言いたいだけなんですかね?
博:いや、違うよ。補足野郎なんだよ、けっきょく
伊:そういうこと(笑)?あ、でもたしかにそうかも…
ブ:生粋の補足野郎なんだ?
伊:(腕を組みながら)そのフシは実際にあるなぁ…
博:あなたは真の補足野郎です
伊:たしかにそうですね。そっちのケはあると思います
ブ:(人差し指を立てて)こっちのケがあるんだ?
伊・博:あははははははははははははは!!
伊:こっちじゃなくてね
ブ:そうそう。こっち
ブ:補足の“ケ”
三人:あはははははははははははははははは!!
博:それ、おれ人に言っちゃうかも。アキサトくんさ…
博:こっちのケがあるんだって
伊・ブ:あはははははははははは!!
博:『昔からなんだって』とかいって(笑)
伊:なんの“ケ”なんだよ(笑)
ブ:ホントになんのケなんだ(笑)
伊:聞いたことないケですよ(笑)
博:初の“ケ”(笑)
ブ:初の“ケ”(笑)
博:そっかー………カミングアウトしちゃったね?
伊:あははははははは!
博:でも、たしかに言われてみるとそういう人いるよね
ブ:いるいるいる
博:映画館で隣の人にずっと説明してる人とかいるよね
ブ:(ハッとして)あーー!いる!!
伊:いや僕は、そういう感じではないんですよ
博:そこまでハードじゃないんだ?
伊:ぼくはそこまでではないですね
博:じゃあバイなんだね
伊:補足のバイ(笑)
博:補足もイケるってことね
伊:そうそうそうそう(笑)
ブ:こっちもこっちもイケるんだね(笑)
伊・博:あはははははははは!
博:…あのさ、体育館で卓球してるんじゃないんだから(笑)
三人:(爆笑)
博:カウントしてるみたいになってるから(笑)
(メニュー見ながら)
ブ:酎ハイおかわりしようかな
伊:レモンサワー
博:…野菜もっと食べたい感じあるんだよなー
伊:青菜炒めとかどうですか?
博:あ、それいい!…伊藤くん腕上げたね
伊:なんですかそれ(笑)
ブ:どんどん腕が上がってくね
博:足はどうですか?
ブ:あははははは!足は長くなってる(笑)
博:それでどっちも毛が濃くなってくる(笑)成長期だって(笑)
伊:ただの成長じゃないですか(笑)
ブ:じゃあこれきちゃったら次の店いきますか?
博:そうだね
伊:そうしましょう
※23時00分、次の店へ…